文庫担当「東京小説フェア」選書セット

文庫担当「東京小説フェア」選書セット

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山内マリコ『東京23話』(ポプラ社)

吉田篤弘『おやすみ、東京』(角川春樹事務所)

柴崎友香『千の扉』(中央公論新社)

三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』(中央公論新社)

 

8月から9月中旬にかけて文庫コーナーにて、東京を舞台とした小説を集めた「東京小説フェア」を開催しました。ありがたいことに予想を上回る好評をいただきましたので、その中から4冊の選書セットを作りました。

 

まず山内マリコさんの『東京23話』は、東京23区それぞれが自身の歴史や街の様子、そこで生まれた悲喜こもごものドラマを「自分語り」する小説集で、まさに今回の「東京小説フェア」の顔でした。23区について楽しく知ることができる作品です。

次に吉田篤弘さんの『おやすみ、東京』は今回のフェアで一番人気の作品でした。東京、この街の人々それぞれが、やさしさ、淋しさ、記憶と夢を抱え、つながっていく。月に照らされた東京を舞台に、私たちは物語を生きる。幸福感溢れる長編小説です。

次に柴崎友香さんの『千の扉』は、築四十年、三千戸を超す都営住宅の一室で夫ともに暮らし始めた千歳が、「高橋さん」という人物を探す物語。存在も定かでない「高橋さん」を探すうち、都営住宅で暮らす人々の記憶と、戦後から七十年間の土地の記憶がゆるやかに繙かれていく。担当のイチオシです。

最後に三浦しをんさんの『あの家に暮らす四人の女』は、杉並区の古びた洋館が舞台の小説。洋館では、父の行方を知らない刺繍作家の佐知と気ままな母・鶴代、佐知の友人の雪乃と多恵美の四人が暮らす。ゆるやかに流れる日々が、心に巣食った孤独をほぐす同居物語。当店のロングセラーです。 


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