高木康行『GRIDSCAPE』
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出版社:写場
写真家 高木康行 が、長年取り組んでいる都市景観を撮影した作品「GRIDSCAPE」。
これまで展示をするたびに国内外で大きな反響を呼んだ本シリーズが、この度一冊の作品集となりました。
格子状(grid)に整った都市の景観美を意味する『GRIDSCAPE』は、都市の肖像写真として高木が撮影してきた作品の集大成である。
「写場」としては、写真家 長山一樹『Mokusha』に続いて、第二弾の出版物となる。
製作もデザイン・印刷・製本ともに『Mokusha』を手掛けた「写場」チームが担当。
「圧倒的な質量で形成された都市景観は、興味が尽きない表情に溢れている。」と高木は言う。高木の眼に写る景色が「GRIDSCAPE」として、その緻密さを我々の前にも露わにする。
作品の持つ緊張感とリズムは、高木が切り取るからこそ見えてきた都市の表情と言えるだろう。作品集の巻末では、内田まほろによってそのあたりの考察が深められている。